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ウォリアーズがOTの末に先勝

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6月4日(日本時間5日)にオラクル・アリーナで行なわれたNBAファイナル、クリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズの第1戦は、オーバータイムの末に108-100でウォリアーズが先勝した。

ウォリアーズは延長戦の5分間を10-2と制して大事な初戦に辛勝した。OT序盤にステファン・カリーが相手のファウルを誘う巧みなシュートでフリースローを4本、さらにOT残り2分2秒には左コーナーからハリソン・バーンズが3ポイントシュートを沈めて105-98と点差を7に広げ、勝負を決めた。

カリーがチームハイの26得点、8リバウンドをあげたウォリアーズは、そのほかクレイ・トンプソンが21得点、6リバウンド、アンドレ・イグダーラが15得点をマーク。第1クォーターを19-29と10点ビハインドで終えたものの、第2Qを29-22、第3Qを25-22と制し、第4Qまでに同点に追いついた。

一方キャブズは、レブロン・ジェイムズがファイナル自己最高となる44得点と孤軍奮闘した。ジェイムズは、バーンズ、イグダーラ、トンプソン、ドレイモンド・グリーンらに代わる代わるマークされるなか、得点を稼ぎ続けたものの、キャブズは勝負所のオーバータイムでオフェンスが停滞し、勝利を逃した。

故障明けのカイリー・アービングは、軽快な動きでジェイムズに次ぐ23得点に加え、7リバウンド、6アシストと活躍。第4Q終盤には、勝ち越しレイアップを狙うカリーをブロックし、試合を延長に持ち込むビッグプレーも披露した。しかしOT中盤、ドライブを仕掛けた際にひざを痛めて退場。左足を引きずりながらも、自らの足で歩いてロッカールームに下がった。故障の詳細はわかっておらず、アービングが第2戦以降に出場できるかは今のところ不明だ。

キャブズはジェイムズとアービングのほか、ティモフェイ・モズゴフが16得点、7リバウンド、J.R.・スミスが9得点、イマン・シャンパートが6得点、トリスタン・トンプソンが2得点。キャブズで得点をあげたのはこの6人のみだったが、ウォリアーズは出場した10人が全員得点をあげた。

第2戦は7日(同8日)に再び同会場で行なわれる。

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