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J・ハーデンが45点、ロケッツが一矢報いる

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現地25日にトヨタ・センターで行なわれたウェスタン・カンファレンス決勝、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対ヒューストン・ロケッツの第4戦は、第1クォーターだけで23点差をつける爆発的なスタートダッシュを見せたロケッツが128-115で勝利。シリーズ4試合目にして初勝利をあげた。

第1Qに45-22の好スタートを切ったロケッツは、前半を10点リード(69-59)で折り返す。第4Q序盤にクレイ・トンプソンとステファン・カリーの3ポイントシュートなどで6点差(104-98)まで迫られたものの、その後、ロケッツはハーデンの7得点を含む連続10得点をマークするなど再び点差を広げて逃げ切った。

ロケッツは、ハーデンがプレーオフ自己最高となる45得点に加え、9リバウンド、5アシストと爆発。そのほか、ジョシュ・スミスが20得点、6リバウンド、5アシスト、トレバー・アリーザが17得点をマークした。この3人は、3Pを合計で22本中13本成功させている。また、ドワイト・ハワードと控えのテレンス・ジョーンズが14得点を記録した。

一方、第4戦にして初めてロケッツに敗れたウォリアーズは、トンプソンが24得点、カリーが23得点、ドレイモンド・グリーンが21得点、15リバウンドだった。

前半残り5分52秒、カリーはアリーザのシュートを防ごうと飛び上がった際にアリーザの上にのしかかるような体勢となり、そのままコートに落下。後頭部と肩を床に打ち付け、一旦ロッカールームに下がった。会場に緊張が走り、脳しんとうの疑いも持たれたが、第3Q残り6分すぎにコートに戻り、試合終了までプレーしている。

なお、この日ウォリアーズは3Pを20本、ロケッツは17本を成功。両チーム合計の3P成功数(37本)は、プレーオフ新記録となった。

ウォリアーズの3勝1敗で迎える第5戦は現地27日、ウォリアーズの本拠地オラクル・アリーナで行なわれる。

ボックススコア

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