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L・ジェイムズが37得点の大暴れ、キャブズがNBAファイナル進出に王手をかける

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現地24日にクイッケン・ローンズ・アリーナで行なわれたイースタン・カンファレンス決勝、アトランタ・ホークス対クリーブランド・キャバリアーズの第3戦は、延長戦にもつれる接戦をキャブズが114-111で制した。キャブズを勝利に導いたレブロン・ジェイムズは、47分間のプレーで37得点、18リバウンド、13アシスト、3スティールの大暴れ。ジェイムズのフィールドゴール試投数37本(14本成功)は、レギュラーシーズンとプレーオフを含めて自己最多となった。

シリーズ3連勝を果たしたキャブズは、NBAファイナル進出まであと1勝としている。

オーバータイム終盤、ホークスはジェフ・ティーグの3ポイントシュートで111-109と2点のリードを奪った。だが、キャブズは直後のオフェンスでジェイムズが3ポイントシュートを沈めて逆転。さらにホークスのオフェンスを防いだ後の攻撃で、ジェイムズが自ら切れ込み、バンクショットを成功。残り12.8秒でキャブズが3点のリード(114-111)を奪い、そのまま逃げ切った。

キャブズはジェイムズのほか、マシュー・デラベドバとJ.R.・スミスがそれぞれ17得点、イマン・シャンパートが15得点を記録した。なお、左ひざを痛めているカイリー・アービングは第2戦に続いて2試合連続で欠場した。

ジェイムズは、「試合序盤から何かがおかしくて、リズムにも乗れなかった。それでも違いを生み出さないといけなかった。チームメイトのためになるプレーができるのは嬉しいもの。いくつかそういうプレーができたので、嬉しいね」と語っている。

一方ホークスは、ジェフ・ティーグが30得点、7アシスト、ポール・ミルサップが22得点、9リバウンド、ケント・ベイズモアが14得点、7リバウンドをあげるなどし、最後まで粘りを見せたものの、一歩及ばなかった。前半だけで14得点をマークしたアル・ホーフォードは、第2クォーター残り34.3秒に、ボールの奪い合いでもつれ合った際にデラベドバの頭部にエルボーを打ち下ろしたため、退場。第2戦で右足首を負傷して今季絶望となったカイル・コーバーは、この試合を欠場した。

退場処分を受けたホーフォードは、「彼(デラベドバ)が自分に向かってきたと考えてしまったけれど、上手く対応すべきだった。興奮するべきではなかった。確実に、今回の経験から学習する」と、悔やんだ。

第4戦は現地26日に同会場で行なわれる。

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