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S・カリーが40得点の活躍、ウォリアーズが3連勝でファイナル進出に王手

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現地23日に行なわれたウェスタン・カンファレンス決勝、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対ヒューストン・ロケッツの第3戦は、ステファン・カリーが40得点でオフェンスを引っ張り、ウォリアーズが115-80で快勝。3勝0敗とリードし、1975年以来初のファイナル進出に王手をかけた。

25点リード(62-37)で前半を折り返したウォリアーズに対し、ロケッツは後半開始直後に流れを掴みかけたが、最後まで試合をコントロールしたウォリアーズが3連勝。
9本中7本の3ポイントシュートを決めたカリーは、プレーオフ1シーズンにおける最多3P成功数(64)のNBA新記録を樹立している。これまでの記録は、2000年にレジー・ミラーが記録した58本だった。

ウォリアーズ(3勝0敗)は、カリーのほか、クレイ・トンプソンとドレイモンド・グリーンがそれぞれ17得点、アンドリュー・ボーガットが12得点、12リバウンドで勝利に貢献した。カリーは、「(1975年以来となるファイナル進出の可能性について)特別な瞬間だということは、チーム全員が理解している。僕らは毎日の練習で試合に向けて準備をして、今回のような結果になるよう、必要な努力をしてきた。だから、感傷的になるのは当然だと思う」とコメント。

崖っぷちに追い詰められたロケッツ(0勝3敗)は、ジェイムズ・ハーデンが17得点、ジョシュ・スミスが16得点、ドワイト・ハワードが14得点、14リバウンドを記録した。ハワードは試合後、「諦めるわけにはいかない。僕らはここまで戦ってきたんだ。多くのことを乗り越えてきたのに、今日のような結果を許してしまった。この困難に立ち向かわないといけない」と話している。

第4戦は、同25日にヒューストンのトヨタ・センターで行なわれる。

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