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J.R.・スミスが3P8本、キャブズが敵地でホークスに先勝

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現地20日にフィリップス・アリーナで行なわれたイースタン・カンファレンス決勝、クリーブランド・キャバリアーズ対アトランタ・ホークスの第1戦は、アウェイのキャブズが97-89で先勝した。

キャブズはレブロン・ジェイムズが31得点、8リバウンド、6アシスト、控えのJ.R.・スミスが3ポイントシュート12本中8本を成功(プレーオフの球団記録)させて28得点。スミスはさらに8リバウンドを記録した。スミスは、「シュートが決まり始めると、皆が揃って『このまま打ち続けろ』と言ってきたよ」と、試合後にコメント。

そのほか、トリスタン・トンプソンが14得点、10リバウンドのダブルダブル、ティモフェイ・モズゴフとカイリー・アービングが10得点をマークした。

第1クォーターを20-26とホークスに先行されたキャブズは、前半終了までに51-51の同点に追いつく。さらに、63-63の同点で迎えた第3Q終盤から、スミスが5本の3Pを沈めるなどして22-4のランを決め、第4Q9分59秒までに85-67とリードを広げて、ゲームの主導権を握った。

一方、ホームでの初戦に敗れたホークスは、第4Q残り6分からケント・ベイズモアの活躍などで13-1の反撃を見せ、残り57秒には4点差(87-91)にまで迫ったものの、直後にジェイムズに豪快なダンクを決められ、追いつくことができなかった。

ホークスはジェフ・ティーグが27得点、アル・ホーフォードが16得点、7リバウンド、ベイズモアが10得点、4リバウンドを記録。ポール・ミルサップは13得点、7リバウンドをマークしたものの、試合終盤に6回目のパーソナルファウルを取られてファウルアウトした。

また、この日5得点のデマーレ・キャロルは残り4分59秒、ゴールに向かってドライブした際に左脚を痛めてそのまま退場し、その後、試合に戻らなかった。

負傷交代する直前のプレーで接触したジェイムズが、両肩を担がれながらコートを後にするキャロルに近づき、言葉をかける姿も見られた。試合後ジェイムズは、「僕らは皆、兄弟のようなもの。今日のように、誰かが怪我をする瞬間なんて誰も見たくはない」と、話している。

第2戦は現地22日に同会場で行なわれる。

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