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A・ホーフォードの決勝点でホークスが勝利、シリーズ突破に王手

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現地13日にフィリップス・アリーナで行なわれたイースタン・カンファレンス準決勝、ワシントン・ウィザーズ対アトランタ・ホークスの第5戦は、残り1秒でアル・ホーフォードが決めたプットバックショットが決勝点となり、ホークスが82-81で勝利。ホークスが3勝2敗とし、シリーズ突破に王手をかけた。

63-62と1点リードで迎えた第4クォーター、ホークスはおよそ5分半もの間、無得点が続き、その間、ウィザーズに連続9得点を許して63-71と窮地に陥る。しかし、カイル・コーバーとホーフォードの連続3ポイントシュートなどで残り4分24秒に72-73と1点差に迫ると、続いてホーフォードとデニス・シュローダーが連続6得点をあげて逆転に成功した。

残り8.3秒には、ウィザーズのポール・ピアースが左コーナーから3ポイントシュートをねじ込み、ウィザーズが81-80と再びリードを奪ったものの、ホークスは最後の攻撃で、ミスショットにホーフォードが後方から飛び込んでオフェンシブリバウンドを掴み、そのままゴール下から得点。これが決勝点となり、ホークスが大きな勝利を手にした。

殊勲のホーフォードは23得点、11リバウンド、5ブロック。そのほか、ジェフ・ティーグとポール・ミルサップが各14得点、デマーレ・キャロルが10得点、10リバウンドのダブルダブル、シュローダーが6得点、チーム最多の7アシストをマークした。

一方、残り6分で9点リード(73-64)と勝利を掴みかけていたウィザーズは、終盤まで粘りを見せたものの惜敗。ブラッドリー・ビールが23得点、7リバウンド、3ブロック、マーチン・ゴータットが14得点、8リバウンドをマークし、左手の骨折で第2戦以降の3試合を欠場していたジョン・ウォールも、先発出場したこの日、15得点、7アシスト、4スティール、2ブロックと奮闘したが、勝利には至らなかった。

第6戦は、現地15日にウィザーズの本拠地ベライゾン・センターで行なわれる。

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