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L・ジェイムズが38得点、キャブズが3勝2敗でカンファレンス決勝進出に王手

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現地12日にクイッケン・ローンズ・アリーナで行なわれたイースタン・カンファレンス準決勝、シカゴ・ブルズ対クリーブランド・キャバリアーズの第5戦は、レブロン・ジェイムズが38得点を叩き出したキャブズが、106-101でブルズを下した。キャブズはシリーズを3勝2敗とし、カンファレンス決勝進出に王手をかけている。

ジェイムズは得点のほか、12リバウンド、6アシスト、3スティールをマーク。また、101-99と2点差に迫られていた残り48.8秒にはデリック・ローズのショットを防ぐ、値千金のブロックショットを決めるなど、合計3ブロックをマークした。キャブズはジェイムズのほか、カイリー・アービングが25得点、5アシスト、イマン・シャンパートが13得点、7リバウンド、3ブロック、トリスタン・トンプソンが12得点、10リバウンドのダブルダブル、J.R.・スミスが12得点を記録した。

一方、ブルズは試合開始直後に連続8得点と好スタートを切ったものの、前半を44-54と10点ビハインドで折り返し、第3クォーターを終えた時点でも71-80と劣勢を強いられた。さらに、第4Q残り9分27秒にはスミスに3ポイントシュートを許して73-90と17点差をつけられ、万事休すかと思われたが、ここからジミー・バトラー、マイク・ダンリービーらの3Pなどで反撃。26-11のランで盛り返し、残り1分18秒には99-101と2点差に迫った。

しかし、ブルズの猛反撃もここまで。最後の1分間でブルズはバトラーのレイアップによる2得点のみに終わり、その間にフリースローで5点を追加したキャブズに逃げ切られた。

ブルズはバトラーが29得点、9リバウンド、ダンリービーが19得点、ローズが16得点、9リバウンド、7アシスト、3スティール、ジョアキム・ノアが10得点、9リバウンド、ニコラ・ミロティッチが10得点を記録。フィールドゴール成功率はキャブズの50.6%に対し、ブルズは39.5%だった。また、第3戦で左ハムストリングを痛めたパウ・ガソルは、第4戦に続いて2試合連続で欠場した。

第6戦は現地14日、ブルズの本拠地ユナイテッド・センターで行なわれる。

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