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ホークスがウィザーズに辛勝、シリーズを2勝2敗に

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現地11日にベライゾン・センターで行なわれたイースタン・カンファレンス準決勝、アトランタ・ホークス対ワシントン・ウィザーズの第4戦は、1勝2敗と先手を取られたホークスが敵地で勝利(106-101)を収め、シリーズを2勝2敗のイーブンに戻した。

前半を65-55と10点リードで折り返したホークスは、ジェフ・ティーグが26得点、8アシストとチームを牽引。試合終了間際に3点差まで詰め寄られたものの、後半は相手に一度もリードを許すことなく逃げ切った。ティーグのほか、ポール・ミルサップが19得点、アル・ホーフォードが18得点、10リバウンド、控えのデニス・シュローダーが14得点、8アシストをマークしている。

ミルサップは、「これが僕らのプレー。今シーズンを通じてやってきたプレーだ」と、勝利に胸を張った。

「今夜の僕らのプレーは、シリーズ全体でも最高だったと思う。30アシストをあげ、ディフェンスをし、調子を上げ、お互いを助け合い、ボールを動かし、スクリーンをセットした」。

一方、第2戦以降、3試合連続でエースのジョン・ウォールが欠場したウィザーズは、ブラッドリー・ビールがプレーオフ自己最多となる34得点、第3戦で決勝ブザービーターを沈めたポール・ピアースがビールに次ぐ22得点を稼いだ。しかし、ピアースは残り9.5秒、101-104の場面で、決まれば同点となるワイドオープンの3ポイントシュートを失敗。試合後にピアースは、「視界良好だったんだけどね」と最後のミスショットを悔やんだ。

またビールも、「3勝1敗になっていたら僕らにとって素晴らしいシチュエーションだったのに」と敗戦に肩を落とした。それでも、「僕らはジョン(ウォール)抜きですでに1回勝っている(第3戦)。もう一度やれるさ」と、次戦に気持ちを切り替えるように語った。

第5戦は現地13日にアトランタで行なわれる。

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