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クリッパーズがC決勝進出に王手、D・ジョーダンが26得点で勝利に貢献

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現地10日に行なわれたプレーオフ準決勝、ヒューストン・ロケッツ対ロサンゼルス・クリッパーズの第4戦は、クリッパーズが128-95で快勝。球団史上初のカンファレンス決勝進出に、王手をかけた。

シリーズをタイに戻したかったロケッツは、前半からデアンドレ・ジョーダンへの“ハック戦術”を多用。前半だけでジョーダンに28本のフリースロー(プレーオフ新記録)を打たせたロケッツだったが、試合ペースをコントロールしたのはクリッパーズだった。クリッパーズは60-54で前半を折り返すと、第3クォーターは43-25で圧倒し、同ピリオド終了時点でリードを24点(103-79)に拡大して勝負を決めた。

クリッパーズ(3勝1敗)は、ジョーダンが26得点、17リバウンド、ブレイク・グリフィンが21得点、J.J.・レディックが18得点、クリス・ポールが15得点、12アシスト、ジャマール・クロフォードが13得点、オースティン・リバースが12得点をマーク。ジョーダンは試合後、「(フリースローを)何本打ったのかはわからない。できるだけ多く決めたかったし、できるだけ多く相手のシュートを止めようと思った。(カンファレンス決勝進出が)チームの目標ではない。僕らの目標は、あと9勝あげることだから」と、語った。

後がなくなったロケッツ(1勝3敗)は、ジェイムズ・ハーデンが21得点、トレバー・アリーザが18得点、ジェイソン・テリーが16得点を記録。もう負けが許されない状況について聞かれたハーデンは、「今の状況は、究極の逆境でしかない」と、答えている。

第5戦は、同12日にヒューストンで行なわれる予定だ。

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