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堅守発揮のグリズリーズがホームでウォリアーズを下す

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現地9日に行なわれたプレーオフ準決勝、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対メンフィス・グリズリーズの第3戦は、堅守でウォリアーズのオフェンスを封じたグリズリーズが、99-89で勝利。対戦成績を2勝1敗とリードした。

グリズリーズは、持ち味である固い守りを駆使し、ウォリアーズ自慢の攻撃をシャットアウト。プレッシャーをかけ続けられたウォリアーズはリズムを狂わせ、一時3ポイントシュートを連続7本ミス、そしてターンオーバーを記録するなど、第2戦に続いて今季NBA最高戦績を残したチームとは思えない姿を晒した。グリズリーズは速攻からウォリアーズに22点を奪われたものの、試合を通じてウォリアーズが記録した17ターンオーバーから同じく22点をあげて相殺すると、ペイント内の得点では46-32で上回り、3年ぶり2度目のカンファレンス決勝進出に一歩前進している。

グリズリーズ(2勝1敗)は、ザック・ランドルフが22得点、マーク・ガソルが21得点、15リバウンド、マイク・コンリーとコートニー・リーがそれぞれ11得点を記録。今季のプレーオフ中、コンリーが出場した試合でグリズリーズは無敗を維持している。ガソルは、「僕らはチームの強みを理解している。試合終盤になっても動揺しない。素晴らしいプレーではないかもしれないし、シュートミスも多いかもしれない。それにペースもスローな時だってあるかもしれないけれど、その瞬間その瞬間を大事にしている。そして、次のポゼッションを必ず奪おうと思っているし、守備で相手の攻撃を止めないといけない」とコメント。

敗れたウォリアーズ(1勝2敗)は、ステファン・カリーが23得点、クレイ・トンプソンが20得点をあげたが、3P成功率は今季最低に並ぶ23.1%(26本中6本)に抑えられた。カリーは、「敵地で勝つには、僕がもっと良いプレーをしないといけない。僕は自分のプレーに高い基準を設定していて、まだそこに到達できていない。第4戦は、そのレベルまで持っていけるかの挑戦になる。流れを作れていたら、今日の試合結果も変わっていたかもしれないから」と話した。

第4戦は、同11日にメンフィスで行なわれる。

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