NBA

P・ピアースのブザービーターでウィザーズが第3戦に勝利

Sporting News Logo

現地9日に行なわれたプレーオフ準決勝、アトランタ・ホークス対ワシントン・ウィザーズの第3戦は、ポール・ピアースが試合終了のブザーと同時に決勝ジャンプシュートを決め、ウィザーズが103-101で勝利した。

第4クォーター序盤までにリードを21点(91-70)に拡大したウィザーズに対し、ホークスのセカンドユニットが猛反撃を開始。終盤に17連続得点で3点差(91-94)に詰め寄り、残り14.8秒にはマイク・マスカラの3ポイントシュートで101-101の同点に追いき、試合を振り出しに戻す。しかし、パスを受けたピアースが時間をいっぱいに使って放ったフェイダウェイシュートが、試合終了のブザーと同時に決まり、ウィザーズが劇的な形で同シリーズをリードした。

ウィザーズ(2勝1敗)は、ネネ、ブラッドリー・ビール、オット・ポーターがそれぞれ17得点、マーチン・ゴータットが14得点、ピアースが13得点で勝利に貢献。ピアースは、試合後、「普通なら、今日のようなショットは上のシリーズ用にとっておきたいところ。時間を目一杯に使ってからシュートを打ちたかった。最後のような状況は、何度となく経験しているから」と話している。

敗れたホークス(1勝2敗)は、ジェフ・ティーグとデニス・シュローダーがそれぞれ18得点、デマーレ・キャロルが14得点をあげた。

第4戦は、同11日にワシントンで行なわれる。

ボックススコア

著者