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A・リバースがPO自己最高の25得点、第3戦を制したクリッパーズが一歩リード

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現地8日に行なわれたプレーオフ準決勝、ヒューストン・ロケッツ対ロサンゼルス・クリッパーズの第3戦は、オースティン・リバースがプレーオフ自己最高となる25得点の大活躍を見せ、クリッパーズが124-99で勝利。対戦成績を2勝1敗とした。

クリッパーズは、第3クォーター終盤に20-3の猛攻を決め、23点リード(99-76)で第4Qに入り、快勝。リバースは、勝負を決めたランの最中13得点をあげて攻撃を引っ張った。リバースの活躍をベンチから見ていたクリス・ポールは、父親でもあるドク・リバースHCのもとに寄り、「今なら、コーチだけではなく、父の顔を見せても良いんじゃないですか」と伝えたという。

リバースHCは試合後、「C.P.はそう言ってくれたが、私にとっては取るに足らないことだった。彼(リバース)は非常にアグレッシブだった。常日頃から、積極的にプレーするように言っている。得点も、それ以外のプレーも良かった。とても満足している。ただ、今後に繋がるのはC.P.が復帰したことだろう。快適にプレーできたようだし、無理する必要もなかった」と、コメント。

左足ハムストリングの負傷で第2戦までを欠場したポールは、23分の出場で12得点、7アシストを記録している。ポールは、「第3Qに誰よりもオースティンを応援していたのは、たぶん僕じゃないかな。ずっと『出る必要がないなら、プレーしたくない』と言い続けていたよ」と話した。

クリッパーズ(2勝1敗)は、リバース、ポールのほか、J.J.・レディックがプレーオフ自己最高の31得点、ブレイク・グリフィンが22得点、14リバウンド、ジャマール・クロフォードが12得点、デアンドレ・ジョーダンが15リバウンドで勝利に貢献。リバースは父との関係性について聞かれると、「僕らの関係性は、いつだってコーチと選手という間柄。厳しくされるけれど、それはコーチが僕のベストを引き出すためだと思う」と、語った。

敗れたロケッツ(1勝2敗)は、ジェイムズ・ハーデンが25得点、11アシスト、ドワイト・ハワードが14得点、14リバウンド。

第4戦は、同10日にロサンゼルスで行なわれる。

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