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D・ローズとP・ガソルの活躍で、ブルズが敵地での東準決勝第1戦に勝利

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現地4日に行なわれたプレーオフ準決勝、シカゴ・ブルズ対クリーブランド・キャバリアーズの第1戦は、デリック・ローズとパウ・ガソルがオフェンスを引っ張り、ブルズが99-92で勝利した。

肩の手術で今季終了となったケビン・ラブ、そして出場停止のJ.R.・スミスがいなかったとは言え、キャブズはブルズに好きなようにプレーさせてしまった印象が強い。今後の試合でもポイントになりそうなのは、ローズとガソルの連携をキャブズがどう崩すか、だろう。
全盛期を彷彿させる動きに加え、状況判断能力を高めたローズが相手ディフェンスを引き付け、オープンなガソルにボールを戻し、中間距離からジャンプシュートを決める展開が多く見られた。

ガソルは、「相手も猛攻を見せたけれど、僕らは落ち着いていた。正しい気持ちと姿勢で試合に臨めたし、それを最後まで維持できた」とコメント。

第3クォーター終盤に連続15点を決めてリードを拡大したブルズは、第4Qにキャブズの猛反撃を受け2点差(88-86)に詰め寄られた。だが、残り5分から連続6点、さらに残り30.6秒にはバトラーがバンクショットをねじ込んで引き離し、敵地で大きな1勝を手にしている。

ブルズ(1勝)は、ローズが25得点、ガソルが21得点、バトラーが20得点で勝利に貢献。

敗れたキャブズ(1敗)は、カイリー・アービングが30得点、イマン・シャンパートが22得点、レブロン・ジェイムズが19得点、15リバウンド、9アシストを記録した。

第2戦は、同6日にクリーブランドで行なわれる。

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