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クリッパーズが接戦を制し、勝負を第7戦に持ち込む

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現地4月30日に行なわれたプレーオフ1回戦、ロサンゼルス・クリッパーズ対サンアントニオ・スパーズの第6戦は、クリッパーズがリードを死守し、102-96で勝利。決着は第7戦に委ねられることとなった。

ホームで行なわれた第5戦では、終盤にデアンドレ・ジョーダンがオフェンシブ・ゴールテンディングを犯し、逆転勝利を逃したクリッパーズだったが、この日はスパーズが同じ状況で、同様にオフェンシブ・ゴールテンディングの判定に泣いた。

100-96でクリッパーズがリードして迎えた第4クォーター残り1.6秒、マルコ・ベリネッリが放った3ポイントシュートがリムに弾かれた後、ボリス・ディアウはボールがリム枠内にある状態でボールに触れてしまい、ゴールテンディングの判定。ポゼッションが入れ替わってファウルを受けたブレイク・グリフィンが、2本のフリースローを冷静に沈め、クリッパーズが対戦成績を3勝3敗のイーブンに戻した。

クリッパーズ(3勝3敗)は、グリフィンが26得点、12リバウンド、クリス・ポールが19得点、15アシスト、J.J.・レディックが19得点、デアンドレ・ジョーダンが15得点、14リバウンドで勝利に貢献。試合後にポールは、「今日は精神的に、これまでで最もリラックスしてやれた試合だった」と、試合を振り返った。

「僕らは最後まで諦めずに戦ったよ。今シリーズで、最も不思議な試合だったと思うね。勝てたからこそ言えることだけれどね。今日は、まったく動じなかった」。

敗れたスパーズ(3勝3敗)は、ベリネッリが11本中7本の3Pを含む23得点、ディアウが17得点、ティム・ダンカンとカワイ・レナードがそれぞれ12得点を記録した。

勝利チームが決まる第7戦は、同5月2日にロサンゼルスで行なわれる。

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