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D・リラードが32得点、ブレイザーズが第4Qに7点差をひっくり返し初勝利

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現地27日にモーダ・センターで行なわれたプレーオフ1回戦、メンフィス・グリズリーズ対ポートランド・トレイルブレイザーズの第4戦は、31-17と第4クォーターの攻防を制したブレイザーズが99-92で逆転勝利を収めた。最初の3試合で3連敗を喫したブレイザーズにとっては、待望の今プレーオフ初勝利となり、1回戦突破に一縷の望みをつないだ。

32得点をあげ、チームを勝利に導いたダミアン・リラードは、「気持ちを強く持ち、プライド賭けて戦おう、とにかくスウィープ負けは避けようと話していた」と語っている。

「誰もが『0勝3敗から勝ち上がったチームは存在しない』と言うけど、そんなことは気にしなかった。とにかく今日のことだけに集中し、プレーし続けるチャンスを勝ち取るためにやるべきことをすべてしようと思っていた」。

第4Q開始時点で7点差(68-75)をつけられていたブレイザーズは、70-80と10点ビハインドとなっていた残り8分9秒からの約3分間で12-2とし、82-82の同点に追いつく。そして残り1分58秒、リラードが27点目となる3ポイントシュートを沈め、さらにトニー・アレンのファウルを誘ってフリースローも沈めて逆転に成功すると、ザック・ランドルフの得点で同点に追いつかれた直後にC.J.・マッコラムが3Pを沈めてリードを3点に広げ、逃げ切った。

リラードのほか、ラマーカス・オルドリッジが18得点、12リバウンド、マッコラムが18得点、マイヤーズ・レナードがプレーオフ自己最高となる13得点をマークしたブレイザーズは、今季レギュラーシーズから続いていたグリズリーズ戦の連敗を7で止めた。

一方、顔面骨折により先発司令塔のマイク・コンリーが欠場したグリズリーズは、マーク・ガソルが21得点、コートニー・リーが19得点をマーク。コンリーの代わりにプレーオフ自身初先発を務めたニック・カラセスは12得点だった。

同じく12得点をあげたランドルフは「残り6分で10点リードしていれば普通は勝てる。今日の試合はそんな感じだっただけに不満が残る」と、悔しさをにじませた。

第5戦は現地29日にグリズリーズの本拠地フェデックス・フォーラムで行なわれる。

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