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OTの末スパーズがクリッパーズに辛勝、1勝1敗に

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現地22日に行なわれたプレーオフ1回戦、サンアントニオ・スパーズ対ロサンゼルス・クリッパーズの第2戦は、オーバータイムの末スパーズが111-107で勝利し、対戦成績を1勝1敗のイーブンに戻した。

第4クォーター中盤の時点で10点差(88-78)をつけたスパーズの勝利かと思われたが、ホームのクリッパーズが逆襲を開始。故意にデアンドレ・ジョーダンへのファウルを繰り返すハック戦術を取ったスパーズに対し、ジョーダンは残り5分から10本中4本のフリースローを沈めて対抗。試合は94-94のまま第4Q終了のブザーが鳴り、オーバータイムに突入した。

延長戦に入ってもクリッパーズがスパーズを追う展開が続いた中、クリッパーズは終盤、ブレイク・グリフィンが痛恨のターンオーバー。ホームチームの猛攻を抑え続けたスパーズがリードを広げて、敵地で大きな1勝をあげた。

スパーズ(1勝1敗)は、ティム・ダンカンが28得点、11リバウンド、カワイ・レナードが23得点、9リバウンド、パティ・ミルズが19得点で勝利に貢献。グレッグ・ポポビッチHCは、チームハイの得点をあげたダンカンを称賛した。

「素晴らしかった。彼は、彼自身の能力でいまだに私を驚かせてくれる。彼自身が、コートに残り、やるべきことをやらないといけないと理解していた。そして実行した。いまだにアグレッシブにプレーしていることに驚かされる」。

敗れたクリッパーズ(1勝1敗)は、グリフィンが29得点、12リバウンド、11アシストのトリプルダブル、クリス・ポールが21得点、ジョーダンが20得点、15リバウンド、J.J.・レディックが16得点を記録した。グリフィンは、「今日の敗因は僕。もっと慎重にボールを扱わないといけなかった」と、終盤のミスを悔やんだ。

第3戦は同24日にサンアントニオで行なわれる。

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