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ジャズが先週敗れたウルブズに借りを返す

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現地30日に行なわれたユタ・ジャズ対ミネソタ・ティンバーウルブズの一戦は、ルディ・ゴベールが15得点、12リバウンド、3ブロックを記録し、ジャズが104-84と大勝した。

試合で最も興奮した瞬間は、第2クォーター終盤のゴベールとアンドリュー・ウィギンズのバトルだった。

残り4分52秒、ブロックでリーグ上位を誇るゴベールの上からダンクを叩き込み、ウィギンズが雄たけびを上げる。だがその34秒後、今度はゴベールが再びダンクを狙ったウィギンズをブロックし、ガッツポーズを見せた。

10点リードで前半を終えたジャズは、後半立ち上がりに連続14得点。一気に勝負を決めている。

ウィギンズはゴベール相手に決めたダンクについて、「こういうダンクはシーズンで初めてだった」と喜んだ。一方のゴベールもブロックしたシーンを「最も大事なのは恐れないことだ」と振り返った。

「彼が戻ってくるのを待っていたんだ。そうしたら、かなりすぐに彼はまたやって来た」。

4連敗後に2連勝のジャズは、ゴードン・ヘイワードが22得点、トレイ・バークが19得点、トレバー・ブッカーが17得点、13リバウンドを記録。

1週間前の対戦で、ウルブズが7選手しか起用できなかったにもかかわらず敗れていただけに、ブッカーは「僕らはリベンジしなければいけなかった」と雪辱を喜んだ。

一方、ウルブズはザック・ラビーンが21得点、アンドリュー・ウィギンズが17得点を記録。リッキー・ルビオ、ケビン・ガーネット、ケビン・マーティン、ニコラ・マーティンを負傷や体調不良で欠いたチームは、今季27度目の異なるスタメンでティップオフに臨んだ。球団新記録となる。

フリップ・サウンダースHCは「選手たちは疲れ切っている」とやり繰りへの苦悩をうかがわせた。

「言い訳にしているんじゃない。ただ、それが現実の状況ということだ」。

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