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D・デローザンが自己最多42得点、ラプターズがロケッツとの接戦を制す

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現地30日に行なわれたヒューストン・ロケッツ対トロント・ラプターズの一戦は、デマー・デローザンが自己最多の42得点、自己最多タイの11リバウンドを記録し、ラプターズが99-96と競り勝った。

48-52とビハインドを背負って前半を終えたラプターズだが、76-74と逆転して第4クォーターを迎える。すると、第4Qもリードが何度も入れ替わる接戦となった。

残り1分44秒にトレバー・アリーザの3ポイントで95-96とされたラプターズだが、すぐにデローザンが逆転に成功。だが、残り45秒にデローザンが2本ともフリースローを失敗し、リードを広げられない。

しかし、続くジャンプボールをものにしたラプターズは、残り18秒でデローザンのショットが決まり、99-96とついに3点差として白星をもぎ取った。

ホームでロケッツ戦8連勝のラプターズは、ジョナス・バランチュナスが15得点、ルー・ウィリアムズが13得点を記録。

ドウェイン・ケイシーHCは「最も大事なのは得点だけじゃなく、彼の守備にもあるんだ」とデローザンを称賛した。

「彼は守備とリバウンドも堅固なんだよ。それで彼はオールラウンドに素晴らしい試合をしたんだ」。

そのデローザンは、ともにロサンゼルス出身で、昨年のワールドカップでもアメリカ代表としてともに戦うなど、12年来の仲であるジェイムズ・ハーデンとの対戦に、「最高さ。僕らは子供のころから一緒にプレーしてきたからね」と充実感を表した。

「今、リーグで最も仲が良い選手の一人なんだ。互いの家族も親しい。だから、いつだって彼との対戦は最高さ。あと20年、30年と一緒に楽しめるんじゃないかな。冗談だけどね」。

連勝が4で止まったロケッツは、ハーデンが31得点、アリーザが15得点、コーリー・ブリュワーが13得点を記録。

ケビン・マクヘイルHCは「我々には相手がいた。我々は仕事をこなせなかったんだ」と敗北を認めている。

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