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レジェンズ富樫勇樹が今季中の復帰を断念

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Dリーグのテキサス・レジェンズに所属する富樫勇樹が24日、自身のツイッターで今季絶望となったことを報告した。

富樫は同日、自身のツイッターで、「先日チームから発表があった通り、怪我の回復が良くなく、今シーズン中の復帰はできなくなりました」と綴るとともに、「まずはしっかり治します」と、当面の間、治療に専念することを報告。現地22日には、レジェンズがチームの公式ツイッターで、富樫が故障のため2014-15シーズンの残り試合を欠場することを伝えていた。

富樫が復帰を断念せざるを得なかった理由は、ここ1カ月間、戦列を離れる原因となっていた足首の故障だ。富樫は、現地2月20日のオクラホマシティ・ブルー戦の第1クォーター終盤、ドリブルでゴールに向かって切れ込んだ際に左足首を捻ってそのまま退場し、その後、12試合を欠場している(レジェンズの今季レギュラーシーズン残り試合は6)。

ブルー戦で故障するまで、富樫はレジェンズで25試合に出場した(先発1試合、合計207分)。富樫が出場した試合におけるレジェンズの戦績は9勝16敗(勝率36.0%)で、富樫の個人成績は、1試合平均8.3分、2.0得点、1.0アシスト、0.4リバウンド、0.2スティール、0.4ターンオーバー、フィールドゴール成功率42.9%(18/42)、3ポイントシュート成功率45.5%(10/22)、フリースロー成功率66.7%(4/6)だった。

なお、3P成功率45.5%は、成功数がリーグ規定数に達していないものの、エリー・ベイホークス所属のセス・カリー(47.2%)に次ぐ、リーグ2位に相当する好成績だ(現地3月23日時点)。

また、富樫のDリーグでの 自己最多得点は、現地2月8日のリオグランデバレー・バイパーズ戦であげた12点 で、この試合では自己最多タイの出場時間となる21分プレーした。同じく21分プレーした 現地12月29日のベイホークス戦でも、富樫は当時の自己最多得点となる11点をマーク している。

「結果にはまったく満足いっていません」と、自身のDリーグ挑戦1年目を厳しく総括した富樫。故障から復活し、来季再び躍動する姿を見せてくれることを、日本中のファンが待っている。

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