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新記録ラッシュの2015 NBAオールスターゲームは、ウェストがMSGで初勝利!

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現地15日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行なわれた2015 NBAオールスターゲームは、ラッセル・ウェストブルックがオールスターゲーム歴代2位の41得点をあげる大活躍を見せ、ウェストが163-158で勝利。第64回目の開催となった今年の大会を含め、MSGでは4回目の球宴開催となったが、ウェストが同会場で初勝利を収めた。

オールスターゲームに相応しい華やかな雰囲気、演出で始まった今年の試合ではオールスターゲーム新記録が続出。1962年の大会で42得点を記録したウィルト・チェンバレンに次いで歴代2位の得点をマークしたウェストブルックは、前半終了時点での新記録27得点に加え、同条件でのフィールドゴール11本という新記録も樹立した。

試合は序盤から得点ラッシュとなり、83-82で折り返した(前半終了時の東西合計でも新記録の165点)。

チェンバレンの記録更新の期待がかかったウェストブルックは、第3クォーター終了までに33得点に到達すると、第4Qには3ポイントシュートを2本、そして終了直前にフリースロー2本を沈めて41得点。ウェストが163-158で勝利し、ウェストブルックが大会MVPを初めて受賞した。

勝利したウェストは、ウェストブルックのほか、ジェイムズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)が29得点、8リバウンド、8アシスト、ステファン・カリーが15得点、9リバウンド、5アシスト、クリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ)が12得点、15アシストをマーク。

敗れたイーストはレブロン・ジェイムズ(クリーブランド・キャバリアーズ)が東最高の30得点、5リバウンド、7アシストをあげたほか、カイル・コーバー(アトランタ・ホークス)が3ポイントシュート7本を沈めて21得点、ジョン・ウォール(ワシントン・ウィザーズ)が19得点、7アシスト、地元を代表しての出場となったカーメロ・アンソニー(ニューヨーク・ニックス)が14得点、7リバウンドを記録した。

今大会で生まれたオールスターゲーム新記録は以下の通り。

前半終了時の最高得点:27点(ウェストブルック)
前半終了時の最高FG成功数:11本(ウェストブルック)
前半終了時の東西合計得点:165点(ウェスト83-82イースト)
東西合計3ポイントシュート成功数:48本
3ポイントシュート試投数:イーストの68本
3ポイントシュート成功数:ウェストの25本
東西合計3ポイントシュート試投数:133本
試合終了時の東西合計得点:321点

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