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[2015 NBAオールスターゲーム出場選手インタビュー]S・カリー「大きな期待を受け止めて、チームの目標を達成したい」

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現地13日、2015 NBAオールスターゲームでオールウェストの先発として出場するステファン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)がインタビューに応じた。

今回の3ポイントコンテストは歴代でもベストな大会になると思う?
そこまで考えていなかったけれど、これまで僕が見た大会と比較したとしても、そうなると思うね。素晴らしいシューターが好調を維持しているから、きっと盛り上がるよ。きっと凄い数字が記録されるだろうから、優勝者が最高のシューターという称号を得る。

プレッシャーを感じている?
4回目の出場だからね。これまでは0勝3敗。プレッシャーと呼べるのは、その点くらいかな。勝ちたい。今季ほど優勝に相応しい年はないと思っているから。

コミッショナーのアダム・シルバーが、今後のパフォーマンスレベル向上に向けた案が出ているとコメントした。あなたなら、どういう案を出す?
今回のオールスターウィークエンド後の休みはボーナスみたいなもの。それは選手にとって良い方向に働くだろうね。これからは、試合日程に関して再考した方が良いかもしれない。レギュラーシーズンの試合数は82のままで良いだろうけれど、試合間隔などは検討課題じゃないかな。少しでも休養が取れれば怪我人も減るだろうし、多くの選手がコートでプレーできる。 

今季はシーズンMVP候補にもあがっている。キャリア序盤時期には今ほどの期待はかけられていなかったと思うけれど、選手として着実にレベルアップしてきた。これまでの歩みを振り返ってみて、今の立ち位置をどのように感じている?
楽しめているね。素晴らしいチームに恵まれて、皆が向上心を持っている。ここ3シーズンはプレーオフにも出場できているし、過去には問題もあったけれど乗り越えてきた。今季は前半戦をウェスタン・カンファレンス1位で終われたことを特別に思っているよ。僕らにかかる大きな期待を受け止めるだけだね。チームでも、今季に成し遂げたいことは頻繁に話している。それを達成したい。

今でこそ成功を手にしているが、昔は周囲から体格のハンディを指摘されたり、自分でも選手として深みがないと感じたことはあった?
そういう時もあった。高校の頃まで遡るけれど、ディビジョン1の大学からの誘いは数少なかった。僕はデビッドソン大に進学して、ドラフトでロッタリー指名を受けた。それでも僕のことをポイントガードではなく、シューターとしか思っていない人たちも多かったと思う。努力したし、幸運にも怪我も乗り越えられて素晴らしいプレーができている。そういう道を辿ってきたよ。

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