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クリスマスゲームにまつわる16の数字

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今年も聖夜を祝う時期が到来。12月25日(日本時間26日)には、第68回目となるクリスマスゲーム5試合が行なわれる。215の国と地域で40ヵ国語によりテレビ中継されるほか、NBAソーシャルメディアを含めれば9億4000万人ものファンがフォローする一大イベントだ。

今年のクリスマスゲームは、今季終了後に現役引退を表明したコービー・ブライアントにとって16回目。今年は昨季ファイナルで激突したクリーブランド・キャバリアーズとゴールデンステイト・ウォリアーズが初めてクリスマスゲームで対戦するなど、話題も多い。世界中が注目する試合を2日後に控えた今、クリスマスゲームにまつわる16の数字を紹介する。

383―クリスマスゲームで記録された最多の通算得点は、ブライアントの383得点。現役選手の中でブライアントに次ぐクリスマスゲーム出場回数を誇るドウェイン・ウェイド(10回)は、同2位の258得点を記録している。

351―ロサンゼルス・クリッパーズのディアンドレ・ジョーダン(センター)の連続試合出場数。現在のNBA最長記録だ。

81.8―マイアミ・ヒートのクリスマスゲーム勝率(9勝2敗)。これはポートランド・トレイルブレイザーズが持つ82.4%(14勝3敗)に次ぐ歴代2位の数字で、ヒートが25日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦に勝利すれば、ブレイザーズの勝率を抜いて1位に立つ。また、ヒートにとっては7年連続のクリスマスゲーム勝利がかかっている。

42―ブライアントがクリスマスゲームで記録した最多得点。シャキール・オニールが在籍した2004年のヒート戦でマークした。

38―シックスマン賞受賞経験のあるサンアントニオ・スパーズのマヌ・ジノビリと、ヒューストン・ロケッツのジェイソン・テリーの年齢。両選手は1990年代のドラフトで指名され、今も現役を続けている10選手の2人。そのほか同年代のドラフトで指名され現役を続けているのは、ロサンゼルス・レイカーズのブライアントとメッタ・ワールドピース、スパーズのティム・ダンカン、クリッパーズのポール・ピアース。

33―クリスマスゲームを行なうチームに所属しているインターナショナルプレイヤーの出身国数。キャブズとスパーズが該当チームで最多のインターナショナルプレイヤー6名をロスターに登録している。また、該当チームに所属するインターナショナルプレイヤーを最も多く輩出しているのはオーストラリア(5選手)。

31.8―オクラホマシティ・サンダーのケビン・デュラントが過去に出場したクリスマスゲーム5試合で記録した平均得点。クリスマスゲーム5試合以上に出場した選手の中では、ジェリー・ウェスト(32.2)に次いで2位の数字だ。

17―昨季のNBAオールスターゲームに出場した選手で、今年のクリスマスゲームに出場予定の選手数。オールスターMVPを受賞したサンダーのラッセル・ウェストブルック、昨季シーズンMVPを受賞したウォリアーズのステフィン・カリーらも含まれている。

13― 2014-15シーズンのオールNBAチームに選出された15人中13選手が出場予定。

8―8年連続してクリスマスゲーム5試合が行なわれる。

7―キャブズ対ウォリアーズによる昨季ファイナリスト同士の対戦は、クリスマスゲーム史上7回目。初めて前年のファイナル進出チームがクリスマスゲームで対戦したのは20年前の1995年で、当時はオーランド・マジックがロケッツに92-90で勝利した。

6―キャブズ対ウォリアーズを放送する米ネットワークABCのマイク・ブリーン、ジェフ・バン・ガンディ、マーク・ジャクソンがクリスマスゲームで実況、解説を務めるのは、今回が6回目。

4―クリッパーズのドック・リバース・ヘッドコーチと、レイカーズのバイロン・スコットHCは、現役時代にクリスマスゲーム4試合に出場した。スコットHCにとって最後のクリスマスゲームは、ブライアントが新人だった1996年の試合。

3―ウォリアーズのカリーは、今季3ポイントシュートを131本成功させている。これは、ほかの選手よりも48本多い数字で、昨シーズン286本の3Pを決めて自身が持つシーズン通算3P成功数のNBA記録を更新したカリーは、年間397本の3Pを成功させるペースで3Pを量産している。

2―今季のアシストランキングでトップ12につけているフォワード2選手―ウォリアーズのドレイモンド・グリーン(7.1)、キャブズのジェームズ(6.4)―が今年のクリスマスゲームに出場予定。グリーンは、ABA(American Basketball Association)時代を含め、4人目(ラリー・バード、グラント・ヒル、ジェームズ)となる、シーズンを通じて平均7アシスト以上を記録するペースでプレイしている。

1―2014-15シーズンのオールNBAファーストチームに選出されたペリカンズのアンソニー・デイビスにとっては、今年が初のクリスマスゲーム出場となる。デイビスは、今季得点、リバウンド、ブロックでトップ10入りを果たしている唯一の選手だ。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ