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デイビッド・オルドリッジ記者が解説するNBAファイナル2017の10大注目ポイント(3)

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8. クレイ・トンプソンの名前が出なかったが…

彼がいるからこそ、ウォリアーズを倒すのは不可能に近いのだ。彼はプレイオフで平均14.4得点にとどまっている。スランプのような状態に見えるかもしれない。だが、違う。彼はチームにおいて自分が必要とされる役割をこなしているだけだ。

彼は昨年、歴史的なオクラホマシティ・サンダーとの第6戦での勝利で41得点を記録した選手である。トンプソンはいつでもその力でファイナルの試合を勝利に導くことができる選手だ。

9. 果たすべきこと

ジェームズは2016年のプレイオフで平均32.5得点、8.0リバウンド、7.0アシストを記録した。ファイナルを前に彼は十分休んでいる。大半の試合の間に2日を挟み、疲労の心配はないはずだ。キャバリアーズは普段よりも少ないローテーションで戦える。ひとりのビッグマン(おそらくチャニング・フライ)とひとりのガード(おそらくデロン・ウィリアムズ)がいれば大丈夫だろう。

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とはいえ、ウォリアーズは昨年、カリーが不調でデュラントもいなかった(そして大事な第5戦で出場停止によりグリーンもいなかった)にもかかわらず、連覇に迫ったチームだ。

NBAのベストチームは、昨年の7月4日以降、ほぼ全員が信じてきた約束を守らなければならない。そしてそれを証明するのに、NBA最高の選手を倒す以上の方法があるだろうか。簡単ではない。必然でもない。だが、オラクル・アリーナでの第7戦でウォリアーズが敗れるなど想像できるだろうか。

Stephen Curry LeBron James Kyle Korver Cavaliers Warriors

10. では、勝つのは?

第7戦でウォリアーズだ。

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原文: 10 storylines to follow as Cleveland Cavaliers, Golden State Warriors ready for Round 3 by David Aldridge/NBA.com(抄訳)​


各シリーズの日程&結果

プレイオフ組み合わせ(勝ち上がり表)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ