コービー・ブライアントを獲得できたときと同様、ロサンゼルス・レイカーズは引退した彼を送り出し、再建計画を進められることに興奮し、胸を撫で下ろしたことだろう。
昨季はコービーの“お別れツアー”に終始した結果、ウェスタン・カンファレンス最下位に低迷し、ドラフト全体2位でブランドン・イングラムを指名することができた。
イングラムであっても、他の選手であっても、全盛期のコービーがレイカーズで遺した功績が忘れ去られることなどあり得ない。しかし、才能と努力する姿勢を持って取り組む限り、レイカーズはイングラムが偉大な選手になる手助けをしてくれるだろう。
幸い今のレイカーズでは、すぐに結果が求められるような重圧はない。新生レイカーズがプレイオフ争いができるようになるまで、あと数年は猶予が与えられるはずだ。この環境は、“コービーの後継者”(厳しい見方をすれば、後継者ではないかもしれないが)と呼ばれるイングラムにとって理想的だ。また、チームがベテランのルオル・デンを指南役として獲得したことも、イングラムにとって好都合だろう。
原文: These 10 replacement players have some big (and vastly different) shoes to fill by Shaun Powell/NBA.com