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アンドリュー・バイナム インタビュー(NBA)


 

andrew500.jpgQ.オールスターゲームの先発Cに選出されたのは今回が初めてのことだけど、今の心境は?
A.最高だね。自分のキャリアにとっても素晴らしいことだし、オールスターに選出されるのは夢だったから。ファンが俺の試合を気に入ってくれて、投票してくれたことに感謝している。特にアジア地域のファンにサポートしてもらえて光栄だよ。

 

Q.子供の頃に憧れたオールスターCは?
A.子供の頃からシャック(シャキール・オニール)に憧れていた。彼はダブル、トリプルチームを仕掛けられても全く問題無くダンクを豪快に決めていたから。それにブロックでも凄かったよね。

 

Q.コービー・ブライアント以外で、一緒にオール・ウェストの代表としてプレイしたい選手はいる?
A.クリス・ポールだね。俺のキャリアの中でも、彼ほどビジョンが広くてシュートが上手いPGとプレイするのは初めてのことだから。試合でも彼からロブを何本かもらえたら嬉しいな。

 

Q.ドワイト・ハワードではなく、アンドリュー・バイナムこそNBAでベストのCと言われている。これについてはどう?それにハワードとオールスターゲームで対戦出来ることについては?
A.とんでもない話だけれど、光栄だよね。オールスターはベストプレイヤーが集まる場所で、皆から高く評価されるのは光栄。俺は毎日レベルアップするためにハードに取り組んでいるだけだよ。ハワードとの対戦は毎回楽しみだし、今回はウェストが勝つチャンスは高いんじゃないかな。

 

Q.オーストラリア出身のアンドリュー・ボガットについてだけど、彼はオールスターに選出されるだけの選手だと思う?
A.もちろん。彼が健康なら状態なら、それだけのタレントは備わっていると思うな。俺ほどではないけれど、不運な怪我が続いているから、彼にとっても健康な状態をキープするのは難しいよね。でも、体調さえ戻ればオールスターに出られると思う。

 

Q.ブレイク・グリフィンも今季のオールスター先発に選出された。君とも一緒にプレイするわけだけど、彼がPFで君がCという図式は、チームでパウ・ガソルと一緒にプレイするのと感覚は似ている?
A.そうだね。グリフィンもパウと同じように自分のスタイルを持っているから。パスもブロックも出来るし、あんなに高くジャンプしてダンクを決められるわけだから、エキサイティングな試合になるさ。オール・ウェスト全員とプレイするのを楽しみしているんだ。

 

Q.シャックは先日ESPNで「アンドリュー・バイナムが今最強のCだ」と言っていたけど、それを聞いてどう思う?
A.彼のような偉大な人にそう思ってもらえるのは凄く嬉しい。きっとポテンシャルを見て判断してくれているんだと思う。彼が現役だった頃から、対戦する際はコート上で言葉を交わしてきたし、良好な関係を築けている。彼にそう言ってもらえて嬉しい。

 

Q.一昔前までは、NBAのチーム作りにおいてCが最も重要と言われていたけど、最近は国際試合の影響もあって、あまりビッグマンが重宝されなくなってきている。アンドリュー・バイナムなら、そうした意見を覆して、まだCが最重要と思われる時代を築けるだろうか?
A.どのチームであれ、優勝したチームには必ず素晴らしいCがいた。これは今後も変わらないと思う。どの年代であれ、成功を収めたチームの大半には素晴らしいビッグマンがいたんだ。だから、守備とリバウンドで貢献出来るCは欠かせないと思う。特にファイナルではね。

 

Q.キャリアの全てをレイカーズで過ごしてきて、オールスターゲームの先発にも選出された。最近の傾向として、フランチャイズプレイヤーとして活躍した選手も移籍するケースが多い。君はレイカーズを代表する選手として長期間プレイしたい?
A.当然さ。チームが俺を必要としてくれる間はここに残ってプレイしたい。他にプレイしたいチームなんてないからね。レイカーズはリーグを代表するチームだし、どこにも行きたくはないよ。

 

Q.君はNBAのドラフト史上最年少の若さで指名され、レギュラーシーズンでプレイした選手としても最年少だ。もう6年のキャリアになるけれど、こうした記録がプロ選手のキャリアに何らかの影響を与えたと思う?
A.俺が思うに、リーグは高校とも大学とも全く異なる環境だし、より早くに加入出来るのなら、その方がより早く順応出来ると思う。もちろん、それだけの才能があったらの話だけど、挑戦する価値はあると思うな。若い内に自分にとって必要なことを学べるなら、最高だよ。

 

Q.フィル・ジャクソンとマイク・ブラウンの一番の違いは?
A.2人は全く異なるタイプの指導者だね。マイク・ブラウンHCは、常に言葉で選手のモチベーションを上げるタイプ。それに対してフィル・ジャクソンHCは、あらゆる状況に対応出来るだけの準備をする指導者。勝っても負けてもね。今の時点でキャリアのベスト時期を過ごせているかはわからない。ただ、PJ(フィル・ジャクソン)が恋しくなる。素晴らしい時間を過ごせたし、2度も優勝出来たわけだからね。

 

Q.オフシーズンにはボクシングをトレーニングに入れていると聞いたけど、どういう効果があるの?
A.去年の夏のはじめにやったんだけど、身体のバランスが少し良くなったと思う。楽しかった。ボクシングは良いトレーニングだよ。これまでやったトレーニングの中でも、正直に言って効果が見えにくいものだったんだけどね。でも、ミットやサンドバッグを打つことでストレス解消にもなる。エンジョイ出来たよ。

 

Q.メディアはニューヨーク・ニックスのジェレミー・リンを取り上げて、ヤオ・ミンよりもビッグな選手になれると言っているけれど、君はどう思う?
A.今は素晴らしいプレイを続けているけれど、これから更に多くのことを証明していかないといけない。ただ、彼が数日で有名選手の仲間入りを果たしたのは事実。今後も上手く行くことを願っているよ。それにアジア系の選手が活躍すれば、アジア地域のファンにとっても嬉しいだろうしね。試合を圧倒する選手が現れるのは、いつも良いことさ。

 

Q.オール・ウェストに加えたい選手はいる?
A.オール・ウェストに加えるなら、パウ・ガソルだね。チームメイトであり、良き友人でもあるから。きっとチームの成績が今よりも良かったら、間違いなく彼は選ばれていたと思う。

 

Q. The Bleacher Reportは君についてコービー・ブライアントよりもレイカーズにとって価値のある選手と評した。それについてはどう思う?
A.そう思ってもらえるのは光栄。このままハードにプレイし続けて、リバウンドやブロック、それにイージーな得点でチームの勝利に貢献出来たら、そういう評価は妥当だと思う。でも、周りから高く評価されて嬉しいよ。コービーはチームを代表する選手で、俺も彼と同じように勝つためにプレイしているから。

 

Q.これまで多くの選手とプレイしてきたと思うけど、最も優れているのは誰だと思う?
A.これまで何人も素晴らしい選手がいたけれど、コービーの活躍は目覚ましいし、一緒にプレイ出来ているのは自分にとっても良い経験になっている。対戦相手では、レブロン(ジェイムス)かな。彼と対戦する度に難しいと実感させられる。彼ら2人とは楽しい時間をコート上で過ごせている。

 

Q.コネチカット大への進学を決めていたのに、突如NBAドラフトにエントリーしたわけだけど、どういう心境の変化があった?
A.ドラフト前に複数のチームの前でワークアウトをしたら、レイカーズが自分のプレイを気に入ってくれた。それで出来たらドラフトで指名したいと言われて、エントリーすることにした。チームが本当に指名してくれて嬉しかったよ。ドラフト前に評価を下げるだとかいう問題は無かった。このリーグに出場出来るだけの価値があるとわかった以上、それを手放すつもりはなかったから。

 

Q.ダンクコンテストでブレイク・グリフィンを超えられる選手はいると思う?
A.誰も彼を超えられないと思うな。あんなに高く飛べるわけだから、彼がベストだ。

 

Q.君はチャレンジしないの?
A.とんでもない。俺も彼みたいにダンクしてみたいけれどね。

 

Q.自分のプレイで今後成長させたいところは?
A.アウトサイドのジャンプショットかな。もし身に付いたなら、よりアピールポイントになるだろうから。

 

Q.過去に両膝をそれぞれ痛めたことがあったけれど、1度目と2度目に怪我をした時に何を思った?
A.最初に痛めた時は膝蓋骨の脱臼で、復帰出来るかなんて想像も出来なかった。痛くて、何がなんだかわからなかった。怪我の状態について知識も無いから、怖かったしね。2度目はドクターから運動を止められて、試合に出る時には必ずニーブレスを装着するように言われただけだから。ブレスが膝を守ってくれるわけだしね。

 

Q.それにしてもオールスター先発出場おめでとう。オーランドで開催される試合だし、必ずスーパーマン(ハワード)が注目されるだろうけれど、もし彼とマッチアップして圧倒出来たら、MVP受賞もあり得る。君自身はMVP受賞を考えたことはある?
A.確かにそうだね(笑)。でも、まずはウェストが勝つために努力するだけだよ。俺と彼とのマッチアップは見応えあるだろうね。

 

Q.CP3(ポールの愛称)とプレイするのが楽しみと言っていたけれど、実戦で彼とのピックアンドロールは見られるのかな?
A.そう思うよ。きっとブレイクと俺がピックアンドロールの軸になって、ダンクを決めるようになるんじゃないかな。

 

Q.今シーズンの活躍は素晴らしいけれど、オフにどういうトレーニングをしてきたの?何故今シーズンはここまで好調なんだろうか?
A.ボクシングトレーニングでは、アル・アリザとフレディー・ローチという名トレーナーのおかげで、バランスとフットワークが良くなったと思う。それからはアトランタで毎年のようにトレーニングした。陸上トラックを走ったり、ウェイトをやったり、階段昇降をやったり。それからはLAに戻ってバスケットボールの練習を始めたんだ。特に基礎とバランスのアップを重点的に。敏捷性も向上してプレイの質も高くなった。あとはチームのシステムが大きく変わって、出場時間が増えた影響もあるんじゃないかな。だから成績が向上しているんだと思う。

 

Q.つまり、ボクシングトレーニングによって身体がシェイプされて、バスケットボールにも好影響を与えたと?
A.確実にそう思う。前にも言ったように、夏のはじめの頃だったから、その時は効果が実感出来なかったけれど、トレーナーが熱心に指導してくれたから。

 

Q.最後の質問だ。ボクシングトレーニングを多くこなして、マニー・パッキャオのトレーナーであるローチとも交流を持った。パッキャオとは実際に交流したの?
A.もちろん。パックマン(パッキャオの愛称)のことは大好きだよ。メイウェザーと対戦出来ると良いね。実現したら、これ以上ないビッグゲームになるはずさ。

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