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毎年のように新人選手達がNBAに加わる中、1年目、そして2年目の選手達がそれぞれチームを結成し、対戦するイベントこそ、オールスターウィークエンドで行われる、T-Mobile Rookie Challenge。
先日、2011年のルーキーチャレンジ出場者が発表され、ルーキーチームにはオールスターゲーム控え選手にも選出された、ロサンゼルス・クリッパーズのブレイク・グリフィンを筆頭に、昨年のドラフト1位選手のジョン・ウォール(ワシントン・ウィザーズ)、デマーカス・カズンズ(サクラメント・キングス)、デリック・フェイバーズ(ニュージャージー・ネッツ)、ウェズリー・ジョンソン(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、グレッグ・モンロー(デトロイト・ピストンズ)、ゲイリー・ニール(サンアントニオ・スパーズ)、ランドリー・フィールズ(ニューヨーク・ニックス)、エリック・ブレッドソー(クリッパーズ)が選出。
そして2年目のソフォモアチームには、昨季の新人王タイリーク・エバンス(キングス)を中心に、ステフェン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ブランドン・ジェニングス(ミルウォーキー・バックス)、ダマー・デローザン(トロント・ラプターズ)、デュワン・ブレアー(スパーズ)、タージ・ギブソン(シカゴ・ブルズ)、ジュリュー・ホリデー(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、サージ・イバカ(オクラホマシティ・サンダー)、ウェス・マシューズ(ポートランド・トレイルブレイザーズ)が選ばれ、ルーキーチームの挑戦を受ける。
2003年から09年まではソフォモアチームが連勝を記録してきたが、昨年はエバンス(26得点、6リバウンド、5アシスト)、ジェニングス(22得点、8アシスト)を中心としたルーキーチームが、140-128というハイスコアリングゲームを制した。
今年は、そのエバンス、ジェニングス、カリーらがソフォモアチームを率い、新人達に経験の差を見せつけられるかに注目が集まっている。
昨シーズンの新人王レース上位3選手は、スランプ、負傷により、やや出遅れた感があるだけに、後半戦から浮上するきっかけとしたいはずだ。
ルーキーチームの要は、やはりグリフィン、ウォールの2人。グリフィンは実質1年目にしてオールスター控え選手にも選ばれ、ダンクコンテストにも出場する等、忙しいウィークエンドとなる。
また、開幕後負傷に悩まされてきたウォールも、ようやく健康状態が回復しつつあり、グリフィンらをPGとして統率する手腕に期待がかかる。
過去にはクリス・ポール、カーメロ・アンソニー、ルーディ・ゲイ、ケビン・デュラント、ラッセル・ウェストブルックら、今ではスター選手として活躍しているエリート達も通った登竜門的なイベントだけに、次代のスター選手達もモチベーションを上げているはず。エネルギッシュな若手による、ハイレベルなパフォーマンスに注目してみよう。
ルーキー・チームとソフォモア・チームが顔を合わせるルーキー・チャレンジは、若手選手らによるフレッシュでエキサイティングなプレイを見ることができるファン注目のイベントだ。
1994年から98年まで同イベントは、当初ルーキー・ゲームと呼ばれ、ルーキーが2つのチームに分かれて戦うものだった。しかし、2000年からリーグを代表するルーキーと、2年目プレイヤー(ソフォモア)によるチームの対抗戦という現在のフォーマットに変更された。
レギュラーシーズンのクォーター制ではなく、このイベントは前後半20分ずつのハーフ制で行われる。
94年の栄えある第1回目のイベントは、ルーキーが「Sensations」と「Phenoms」チームに別れ、18得点、10リバウンドを挙げたクリス・ウェバーの活躍もあって後半に逆転したPhenomsが74対68で勝利。敗れはしたものの、22得点を挙げたSensationsのアンフェニー・ハーダウェイがMVPに輝いた。
翌95年には、ジェイソン・キッド、ジュワン・ハワードといった現在ではリーグ最年長クラスの2人が出場。96年は若き日のケビン・ガーネット、ジェリー・スタックハウス、マイケル・フィンリーらがファンを魅了した。
そして、当たり年とも言える“華の96年組”が登場した97年のイベントは、イーストとウェストに分かれて行われ、アレン・アイバーソン、レイ・アレン、マーカス・キャンビー率いるイーストが、コービー・ブライアント、スティーブ・ナッシュ、ステフォン・マーブリー擁するウェストに96対91で勝利。MVPには19得点、9アシストのアイバーソンが選ばれたが、ブライアントも31得点と才能の片鱗を見せつけた。
その後、2000年に現在の「ルーキー・チャレンジ」となり、第1回はエルトン・ブランド、アンドレ・ミラーを擁するルーキーチームが、ビンス・カーター、バロン・デイビス、ショーン・マリオンが欠場し、タレント不足となったソフォモア・チームを破っている。
対戦成績2勝2敗で迎えた2004年は、アマレ・スターダマイヤーが36得点、11リバウンドと大暴れし、レブロン・ジェームス(33得点)、ドウェイン・ウェイド(22得点)、カーメロ・アンソニー(17得点)率いるルーキーチームを142対118と一蹴した。
以降はソフォモアチームが先輩としての意地を見せ、2009年まで7連勝を記録した。ところがダラスで開催された2010年大会は、140-128でルーキーチームが勝利。ソフォモアチームのラッセル・ウェストブルックが40得点と大暴れしたが、MVPにはサクラメント・キングスのタイリーク・エバンスが選ばれた。
これまで多くの選手がルーキー・チャレンジを経て、オールスタープレイヤーへと成長していった。このゲームは、将来のリーグを背負って立つスター候補の登竜門とも言えるのだ。

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