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出場選手
ブレイク・グリフィン(F:クリッパーズ)
サージ・イバカ(F:サンダー)
ジャベール・マクギー(C:ウィザーズ)
ダマー・デローザン(G:ラプターズ)
毎年大盛り上がりを見せるスプライトスラムダンクコンテンストには、4人の若手選手の出場が決定した。
ここ数年出場者候補としてコンテストに登場することが熱望されているレブロン・ジェイムス(マイアミ・ヒート)は今回も辞退したが、ブレイク・グリフィン (ロサンゼルス・クリッパーズ)を筆頭に、スペインで行われたダンクコンテスト優勝経験のあるサージ・イバカ(オクラホマシティ・サンダー)、ジャベール・マクギー(ワシントン・ウィザーズ)がラインアップ。そして故障のブランドン・ジェニングス(ミルウォーキー・バックス)に代わり、ダマー・デローザン(トロント・ラプターズ)の出場が確定した。今からどんなパフォーマンスを見せてくれるか、大きな注目となっている。
今回は各選手の紹介、見どころ等を紹介していきたい。
ようやく迎えたルーキーシーズン、リーグ関係者を唸らすパフォーマンスをみせ、1年目ながらダンクコンテスト出場を決めた。
今回の出場者の中でも、特に激しく、爆発力があり、見た目にもパワフルなダンクを決めるグリフィンと肩を並べられるのは、恐らくレブロン・ジェイムスくらいのものだろう。
チームメイトからのロブを受けるやいなや、彗星の如きスピードと衝撃力を兼ね揃えたダンクがリムを襲う。試合でも相手のブロックを避けるのに半歩分のステップさえあれば、簡単に相手の頭上からダンクを叩き込む。グリフィンのように、予備動作が少ない上、打点の高さ、力強さが合わさっているダンカーは稀だろう。
数年前にスペインで行われたダンクコンテストで優勝したイバカ(21歳)は、昨年ダラスで行われたコンテストをライブで観て以降、リーグに出場を直訴していたという。
念願叶い、出場出来る運びとなったが、試合ではラッセル・ウェストブルックからのパスを受け、アリウープダンクを決めるシーンが多い。手が大きく、リーチも長いため、簡単に相手の頭上からもダンクを決められる。
ファウルラインからもダンクを決められるそうなので、当日のパフォーマンスには大きな期待がかかる。
出場者中最長のリーチ(231cm)、そして最長の身長から、サイズでは誰もマクギーには叶わない。今年のサマーリーグでは、ビデオゲームのようにダンクを決めていた程だった。
長身ながらもスリムな体型のため、力強さではなく、流れるようなフォームで美しさを出すのが特徴的。サイズ、そして流麗さで、マクギーが他の出場者を上回る得点を記録したとしても、何も不思議なことではないだろう。
ジョニングスの欠場で出番が回ってきたデローザンは、昨年のスラムダンク・コンテストで2位になった実力者。
抜群の身体能力を生かしたダンクに定評があり、高校時代にはマクドナルド・オールアメリカンのダンクコンテストで優勝するなど、多くのダンクイベントを総ナメにしてきた。
昨年はダンク・イン・コンテストで本戦出場を果たしたが、今年はいきなり本戦から。目指すはもちろん優勝の二文字だ。
ダンクコンテストは、予選、決勝の2ラウンド制で行われ、予選ラウンド上位2名が決勝ラウンドに進出。
決勝ラウンドでの試技の順番は、予選ラウンドで得点が低かった方から開始され、制限時間内に2本のダンクを決めなければならない。
テキストメッセージ(アメリカ本国)、そしてNBA.com(英語サイト)を通じたファンからの投票で最終的な優勝者が選ばれる。
プロバスケットボールの世界で、ダンク・コンストが初めて行われたのは、コロラド州デンバーで開かれた1976年のABAオールスターゲーム。この年、“ドクターJ”ことジュリアス・アービングがあの有名なフリースローダンクを決めて優勝した。
翌シーズンにABAがNBAに吸収合併されたため、コンテストはこれが最初で最後となる。しかし、1984年、コンテストは誕生の舞台でもあるデンバーで復活した。当時、ファン獲得に奔走していたNBAは、レイカーズとセルティックスのライバル関係に続く、目玉としてダンクコンテストを行うことを決めたのだ。
84年のコンテストは、大本命のアービング、ドミニク・ウィルキンス、ラリー・ナンスらそうそうたるメンバーが参加。最後はアービングとナンスが決勝で争い、ナンスが初代王者に輝いた。
翌85年は、ウィルキンスとマイケル・ジョーダンが歴史に残る接戦を演じ、満点を2回たたき出したウィルキンスが勝利。敗れはしたものの、ジョーダンはこのコンテストで一気に全国区の選手となった。
86 年はジョーダンが故障で参加せず、ウィルキンスの独壇場かと思われた。しかし、ひとりの無名選手が脚光を浴びることになる。ウィルキンスのチームメイトだったスパッド・ウェップが、170cmという小柄な身長から繰り出す抜群の跳躍力で鮮やかなダンクを披露し、ファイナルで2度の満点を出してウィルキンスを破ったのだ。ウェップは、史上最小身長でのコンテスト優勝者となり、今後も塗り替えられることはないだろう。
そして、87年、88年はジョーダンが今でもハイライトで目にするあのフリースローダンクを披露し、初のコンテスト連覇を達成した。
90 年代に入ってもダンク・コンテストはオールスターの注目イベントとして人気を博し、様々な名シーンを世に送った。ディー・ブラウン(91年)、セドリック・セバロス(92年)の目隠しダンク、アイザイア・ライダー(94年)のスルー・ザ・レッグ、コービー・ブライアント(97年)のスルー・ザ・レッグ・ビハインド・バックなどは今でも人々の心に深く刻み込まれている。
しかし、90年代後半に入ると、“ネタ切れ”からコンテストはかつての華やかさと人気を失い、98年はキャンセル、99年にはリーグのロックアウトの影響で中止となった。
そんな中、コンテストに再び活力を与えたのが、2000年のビンス・カーターだった。カーターは跳躍力、創造性、力強さのすべてを兼ね揃えたダンクで、他を寄せつけず優勝を飾った。この時のカーターのパフォーマンスは、ウィルキンス、ジョーダンに続いて、ひとつのハイライトとして今でも語り継がれている。
以降、コンテストはジェイソン・リチャードソン(02、03年)、ジョッシュ・スミス(05年)、ネイト・ロビンソン(06、09年、10年)、ドワイト・ハワード(08年)らの活躍でオールスターには欠かせないイベントとしての地位を築いている。
06年にロビンソンの見せたウェップ越えのダンク、08年のハワードのスーパーマンに扮したダンクなど、近年はダンク以外でのパフォーマンスも目立ってきている。

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